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88件の議事録が該当しました。

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1983-05-18 第98回国会 衆議院 大蔵委員会 第20号

佐々木参考人 非常に基本的な問題でございまして、とっさに御返事がなかなかしにくいのでございますが、自由主義経済のもとにおいては、ただいまおっしゃいました自己責任原則が根本であるということ、これはもう私も全く異議はありません。そういう意味で、それぞれの自分判断で行動しているものが、そのしりをよそへ持っていくというような考え方自由主義経済の破壊につながることだと思います。  ただ、一つ金融の問題

佐々木直

1983-05-18 第98回国会 衆議院 大蔵委員会 第20号

佐々木参考人 ただいまの御質問のいわゆるマル優制度の問題、ただいま御指摘のとおりに、これが日本貯蓄増強に非常に大きな役割りを果たしてきたことは間違いのない事実です。ことに、この制度戦争中からずっと続いておりまして、その後戦後の状況に合わせていろいろ手直しが行われました。したがって、この制度の存在の意味、これは私どもも非常に大きく感じておるわけでございます。  ただ、今日までまいりますと、実施の

佐々木直

1983-05-18 第98回国会 衆議院 大蔵委員会 第20号

佐々木参考人 金融制度調査会の具体的ないままでの審査の経過を振り返ってみますと、とにかくいま先生お話しになりましたように、大蔵大臣諮問を受けてそれに対して検討をし、答申を出すという形でございますので、その答申を出しますプロセスで最初諮問から影響を受けるということは間違いがないことでございます。  ただ、先般やりました銀行法改正についての原案のいろいろ検討段階におきまして、政府の意向に従ってのみ

佐々木直

1981-05-18 第94回国会 参議院 大蔵委員会 第22号

参考人佐々木直君) どうも基本的な点を一言でと言いましても、なかなかむずかしいのでありますけれども、先ほど御説明に申し上げました昭和二年の銀行法というものが金融機関健全性ということに非常に大きな重点を置いておった。それがあの法律の長命であった一つ理由であると私は理解しております。そういう意味で、いまでも金融機関というものにある程度護送船団式な思想が入ってくるのは、その健全性と申しますか、預金者

佐々木直

1981-05-18 第94回国会 参議院 大蔵委員会 第22号

参考人佐々木直君) 佐々木でございます。  金融制度調査会会長をいたしておりますので、この銀行法に関する答申をいたしました経緯等を御説明申し上げたいと存じます。  金融制度調査会は、昭和三十一年に発足しておりますが、そのときそのときの金融制度の問題につきまして大蔵大臣諮問に答えて答申をしてまいっております。  昭和五十年の春、私、会長を仰せつけられました直後に、大蔵大臣から、新たに「経済金融情勢

佐々木直

1981-05-12 第94回国会 衆議院 大蔵委員会 第29号

佐々木参考人 実質的には、まず第一に、銀行というものの目的が何であるかということをはっきりうたったということが一つの大事な点だったと思います。それからいま御指摘がございました国債の窓口販売の問題も、法律としてはいままではっきりしたことが触れられておりませんでしたので、そういう点についてもはっきりした条文をつくるようにしていただくということ、それからいままで内容の公示も行われておりましたけれども、しかしそれは

佐々木直

1981-05-12 第94回国会 衆議院 大蔵委員会 第29号

佐々木参考人 金融制度調査会銀行法に関する検討を始めましたのは、大蔵大臣諮問昭和五十年の春にいただいてからでございます。大蔵大臣から金融制度調査会にそういう諮問がありました背景がどういうものであったかということにつきましては、私直接はその背景については伺っておりませんけれども現行銀行法というものは昭和二年につくられましたもので、ちょうどもう五十年たっておる。しかも第一次オイルショックをきっかけにいたしまして

佐々木直

1980-10-23 第93回国会 衆議院 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号

佐々木参考人 ただいまの問題の御指摘は、先ほどちょっと私が申し上げました銀行法改正につきましての金融制度調査会答申の中で結局未解決で残しました二つ考え方、その考え方のどちらがいいかという判断に非常に大きな影響を持つ点だと思います。したがいまして、私は会長立場としていまの先生の御意見は傾聴いたしましたけれども、それに対してどうであるかということを意見を申し上げることは差し控えさせていただきたいと

佐々木直

1980-10-23 第93回国会 衆議院 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号

佐々木参考人 日本金融制度というのは、いまさら申し上げるまでもなく、現に分離主義と申しますか、普通銀行、それから信託銀行外国為替専門銀行等々、いろいろな専門金融機関がございまして、それが毎日きわめて平穏に活動しておるわけで、現に動いております。それは、ですから、その事態がわれわれのよく見ておる現実でございまして、これをいまどうしてもこう変えなければならないというような特定の必要があって今度の

佐々木直

1980-10-23 第93回国会 衆議院 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号

佐々木参考人 学識経験者としての考え方でございますけれども、どうも会長として正式の答申をいたしました今日、ここで個人立場ということでいろいろ申し上げるのはできるだけ差し控えなければならないと思っております。  ただ、ただいま御指摘がございましたように、先般先生からのお尋ねに対して慎重な考慮を要すると申し上げたことは、あのときからすでにそうでございますが、関係者の中の意見が非常に対立しておりまして

佐々木直

1979-12-26 第91回国会 衆議院 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号

佐々木参考人 いまの金融制度調査会根拠法から考えますと、確かに問題は制度というところに中心があるというふうに思います。ただ、いまのような融資金額あるいはその他対象の資格といいますか、大きさというようなものについての限度については、それが中小企業専門金融機関性格にも影響するところでありまして、そういう意味で、わりあいにその中小企業専門金融機関にとっては本質的な問題だというようなことで、金融制度調査会

佐々木直

1979-12-26 第91回国会 衆議院 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号

佐々木参考人 今度の銀行に関する諮問を受けまして、金融制度調査会検討しております途中におきましても、ただいま御指摘のように、いろいろな方面意見調整にもう少し全体としての立場からの検討が加えられた方がいいというふうに感じた場合もございました。そういう意味で、おっしゃる点につきましては、さらにもう一遍、そういったような見地から金融制度調査会運営に積極的な前向きの検討が加えられることは非常にプラス

佐々木直

1979-12-26 第91回国会 衆議院 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号

佐々木参考人 ただいまの御指摘は全くそのとおりだと思います。銀行、特に都市銀行ウエートというのは、全体の金融活動の中で、三十年代の半ばころからだんだん低下しておりまして、それ以外の金融機関ウエートが増大すると同時に、ただいま御指摘のありましたように、金融市場を通ずる資金の調達の方法というものもだんだん増加してまいりましたし、また、政府系金融機関活動もだんだん伸びてくる、こういう状態でございまして

佐々木直

1977-10-18 第82回国会 衆議院 大蔵委員会金融機関の週休二日制に関する小委員会 第1号

佐々木参考人 週休二日制の問題は、金融機関が公共的な機関として一般産業、それから個人生活と深いかかわり合いを持っておる、その観点から金融機関としての責務を考えた方向でいままでは検討されてきたと思います。実はこの前参考人の方々の御意見の中にも、すでにただいまおっしゃいました雇用との関係指摘がございました。私どももその問題はもちろん、こういう週休二日制を考えます上での一つの大事な論点だと思います。

佐々木直

1977-10-18 第82回国会 衆議院 大蔵委員会金融機関の週休二日制に関する小委員会 第1号

佐々木参考人 先般こちらに伺いまして週休二日制の問題につきまして申し上げてから一年半たっておりまして、その間、この週休二日制の問題は金融制度調査会の席上、折に触れて断片的には出てきておりますけれども、まだまとまった発言が出てくるというところまではまいりません。これには一つには、いまの調査会審議やり方が、主要問題を七つほど選びまして、その問題について順次検討しておるということからそういうことになっておると

佐々木直

1976-10-27 第78回国会 衆議院 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号

佐々木参考人 最初実情把握についてどういう新しい手を使っているかという御質問でございますけれども、結局金融実情の問題は、借り手と貸し手と両方から聞くということになろうかと思うのでありますが、そういう点は参考人その他に来ていただきまして、それからまた委員の中のメンバー、委員の中で借り手立場の人もございますし、そういうところからできるだけ聞いておる。それからまた、数字その他につきましてはできるだけ

佐々木直

1976-10-27 第78回国会 衆議院 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号

佐々木参考人 ただいま御指摘のように、エネルギーの問題その他を考えますと、日本経済というものはいままでの三十年代から四十年代の半ばごろまでのような高い成長というものは実行できないということは、われわれとしては非常に痛切に感じております。したがって、今度の金融制度調査会において第一に経済構造並びに金融構造が今後どうなるかということを取り上げましたのも、そういう環境の変化をまず委員がみんな頭に置いて

佐々木直

1976-06-11 第77回国会 衆議院 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号

佐々木参考人 ただいま御質問がございましたような具体的な例はございませんで、むしろいままでの審議過程においての議論は、基本論と申しますか、かくあるべきではないかという方向議論されておりまして、特定あるいは具体的な問題の提出によって議論が進んだということではございませんでした。

佐々木直

1976-06-11 第77回国会 衆議院 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号

佐々木参考人 御指摘の点は非常にむずかしいところでございまして、確かに金利を弾力化したからといってそれで大事な金融政策重点が、主な部分がそれによって実現できるというふうに簡単なものではないと思います。ことに日本の場合には金利の働きというものが海外に比べまして必ずしも有効度が高くないという点もございますので、金利政策に余りに頼っておっては政策の効果を上げることが困難な場合が多いかと思います。  ただしかし

佐々木直

1976-06-11 第77回国会 衆議院 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号

佐々木参考人 ただいま御指摘のありましたところは、確かに私ども審議過程におきまして非常に議論の種といたしたところでございます。競争原理の導入とか市場原理とかいったようなことは一応わかりはしますけれども、そればかり追求してよろしいものではないわけです。銀行金融機関健全性、それからいまの御指摘資金配分の上での公共性、そういうものと効率あるいは競争、こういうものをどういうふうに共存させるかということにつきましては

佐々木直

1976-05-20 第77回国会 衆議院 大蔵委員会金融機関の週休二日制に関する小委員会 第1号

佐々木参考人 週休二日制について私が個人的に反対の考え方を持っていて審議をとめているというようなことは全くございません。先ほど申し上げましたように、この問題は銀行局長も御説明がありましたように公務員の問題等といろいろ広い関連を持っておりますので、その問題は大蔵大臣がおっしゃったように閣僚懇談会検討する、そしてそのためにはその下部機構どもつくられて検討が進んでおる状態。したがって、私どもはそういう

佐々木直

1976-05-20 第77回国会 衆議院 大蔵委員会金融機関の週休二日制に関する小委員会 第1号

佐々木参考人 ただいまの週休二日制の問題につきましては、御紹介のございました大蔵大臣の去年の四月二十三日のお話につきまして、金融制度調査会の第一回の総会、昨年の五月十四日であったと思いますが、その席上銀行局長からこういう推移になっておるという国会におけるいろいろのお話の御紹介がまずございました。したがって、金融制度調査会としてはそういう問題がいま正面に出ているということは第一回の総会で皆委員紹介

佐々木直

1974-10-25 第73回国会 参議院 物価等対策特別委員会 閉会後第2号

参考人佐々木直君) 在庫流通段階在庫と、それからメーカー手元在庫、この二つに分けてみますと、流通部面での在庫はわりあいに調整が進んでおりまして、それほど大きな在庫をかかえているところは、特殊な例は別といたしまして、一般的に言ってあまりないように思います。そのかわりにメーカー手元製品在庫は相当高くなっておりまして、いろいろそのメーカー生産調整等を強化いたしておりますけれども、いまのところは

佐々木直

1974-10-25 第73回国会 参議院 物価等対策特別委員会 閉会後第2号

参考人佐々木直君) なかなかむつかしい点でございまして、私から十分御説明できるかわかりませんが、いまの金融引き締め程度というものは相当強いのでございまして、引き締めを始めましたのが去年の一月からで、戦後これほど長く引き締めを続けたこともございません。またこの七月ぐらいからやっております窓口指導程度は大体もうぎりぎりのところへきておりまして、これ以上金融を締めていくということは実際的にはもうほとんど

佐々木直

1974-10-25 第73回国会 参議院 物価等対策特別委員会 閉会後第2号

参考人佐々木直君) 経済の実態は非常に停滞の色を濃くいたしておりまして、生産その他の数字もいまのところまだ回復の徴候を全く見せておりません。ただいまお話がございましたように、支店長会議を昨日まで三日間やっておりまして各地の事情の報告を聞きましたけれども、今度の会議特徴は、全国的にそういう経済の動きの方向が同じようであるということに非常に特徴がございます。もちろん地域により産業によって多少のニュアンス

佐々木直

1974-04-12 第72回国会 参議院 決算委員会 第9号

参考人佐々木直君) いま、御指摘がありました数字はそのとおりでございまして、実は正確にその数字には間違いございません。ただ、まあこそこそやるとかいうことでございますけれども、こういう問題は、個々銀行に対して幾らというふうに申し渡すわけでございまして、実はその総額というものは、これは個々金融機関としては、総額の中で自分たちがどれぐらいあるかということを非常に重大な関心事としておりますから、そういう

佐々木直

1974-04-12 第72回国会 参議院 決算委員会 第9号

参考人佐々木直君) ただいま私どもは、金融政策基調といたしましては、物価抑制ということを第一の目標といたしております。したがって、総需要抑制のために、現在の引き締め基調を堅持するというふうに考えております。ただいま御指摘がございましたように、引き締めを始めましてすでに一年三カ月以上たってきておりますので、あちらこちらにいろいろ問題が生じておることは、私どもも非常に警戒して見ておるのでございます

佐々木直

1974-04-03 第72回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第21号

佐々木参考人 金融政策というのは、どうも信用の総量を調整するということに重点が置かれるものでございまして、選別融資方針というものはなかなか総体としては広く行なうことはむずかしい性格でございます。しかも、いま私が選別融資と申し上げましたが、結局非常にこのやり方は消極的でございまして、出てほしくないところには金を出すなと言うことはできますけれども、ここへ出してくれということはなかなか言えない。やはり融資先

佐々木直

1974-04-03 第72回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第21号

佐々木参考人 ただいまの御質問、非常にむずかしい問題でございまして、どの程度の期間で調整ができるかということについて、具体的にお答え申し上げる用意がございませんですが、ただ、ただいま原油価格上昇の問題をお話がございましたが、実は、最近の物価問題というのは、もちろん申し上げるまでもなく日本だけの問題ではございませんで、海外でも非常にいろいろな物の値段が上がっております。最近などは銅の価格が暴騰いたしております

佐々木直

1974-04-03 第72回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第21号

佐々木参考人 それでは、当面の経済情勢につきましての所見と、この間に処して日本銀行金融政策を進めております運営方針について御報告申し上げます。  最近の経済情勢を見ますと、昨年初来の金融引き締め、特に昨年末の公定歩合の大幅引き上げ並びに窓口指導の強化などに伴いまして、金融面では、このところ引き締まりの度合いが一段と強まっておるように思われます。  企業手元流動性の水準は、昨年末以降、さらにことしに

佐々木直

1974-03-20 第72回国会 参議院 予算委員会 第13号

参考人佐々木直君) ただいまお話がございましたように、この条文文言は、いまの時代にそぐわないものがございます。これが制定されましたのが、昭和十七年の、戦争が始まりましたときでございましたから、そのときのものの考え方としてこういう字を使われたんだと思います。ただ、第一条にあげられております三つの目標は、いまでも中央銀行目標として通用いたしております。したがいまして、現実仕事の上にはこの文言

佐々木直

1974-03-20 第72回国会 参議院 予算委員会 第13号

参考人佐々木直君) 問題は、新しい春の賃上げがどれぐらいの金額になるかということだと思います。確かに消費者は非常に用心深くなっておりますから、収入がふえたからといって、すぐそれと歩調を合わせて非常に大きく金を使うとも思えませんけれども、しかし、幅が非常に大きくなりますと、そこはまた気持ちも変わってくる可能性もあるわけでございますし、それからまた、ただいまも申し上げましたように、経営者のほうがそういう

佐々木直

1974-03-20 第72回国会 参議院 予算委員会 第13号

参考人佐々木直君) 第一の為替相場の問題でございますが、昨日の東京市場のドルの相場は、二百八十一円五銭でございます。けさの気配も、それより少しまた円が強くなっておるわけでございます。最近は為替市場においての外為会計の介入も全然ございませんし、一時のような円安相場は影をひそめておりまして、こういう情勢はしばらく続くのではないかと思っております。ただ、先物のほうは、やはり三カ月物で二百九十七、八円になっております

佐々木直

1974-03-15 第72回国会 参議院 予算委員会 第9号

参考人佐々木直君) ただいま御指摘がありましたように、金融政策というものは全体の調整目標にして行なわれるべきものでありまして、現在の日本金融政策の場合、とかくその重点一般普通銀行にどうしても置かれている傾向があるということは確かに事実であります。たとえば農業系統機関などにつきましては、いろいろな特殊な事情から、一般銀行と同じような調整がなかなかききにくいという点がございます。  御指摘

佐々木直

1974-03-14 第72回国会 参議院 予算委員会 第8号

参考人佐々木直君) 台です。そういうふうに申しました。それで、かろうじて三・九で三%台でおさまったわけでございます。  そう申しましたのは、実は一月から二月へのずれ込みが二%ございまして、それから油の関係で、高い原油の入着による物価指数上昇が一・二%ございました。ですから、そういうことで三・二はもうどうしても上がることになっておったわけでございます。ですから、それに多少の物価上昇傾向がまだ

佐々木直

1974-03-13 第72回国会 参議院 予算委員会 第7号

参考人佐々木直君) 当面の経済情勢は、御承知のように二月の中旬から卸売り物価持ち合い状態に入っております。それから、機械の受注高などを見ましても、相当落ち込んでおるというようなことから、やや落ち着きは見せておりますけれども、今後予想されます物価上昇、それは原油価格影響等でございますが、そういう中で、やはり物の値段についてとかく上げ基調といいますか、上げに賛成というような気分がまだ消え去っておりません

佐々木直

1974-03-12 第72回国会 衆議院 予算委員会 第31号

佐々木参考人 昨年の二月、小平先生の御質問に対しまして、当時すでに物価が上がってきておりました関係で、預金者の利益を守るための方策をいろいろ検討しておるということから、いまのスライド制の話に進んでまいったと記憶いたしておりますが、さっそくその後検討いたしまして、結果といたしましては、現実に実行がなかなかむずかしいということに相なりましたのは、はなはだ残念でございます。  その理由一つは、だんだん

佐々木直

1974-03-07 第72回国会 参議院 大蔵委員会 第9号

参考人佐々木直君) この問題は、日本銀行が直接具体的にやる問題でもございません。結局は、大蔵省中心になって実行されることと思いますが、そういう、ただいまお話がございましたような具体的な問題については、大蔵省と一緒にいま検討をいたしておりますので、その点は、銀行局長のお考えなども、いまのわれわれの検討一つの案として具体的に相談をいたしております。

佐々木直

1974-03-07 第72回国会 参議院 大蔵委員会 第9号

参考人佐々木直君) ただいま御指摘の点は、私どもも非常に心配しておるところでございます。昨年の四月以来、四回にわたりまして預金金利引き上げを実行いたしましたのも、そういうようなことについてのいろいろ考え方から出ておる面がずいぶん大きいわけでございます。さらに、まああれでよろしいというものでもないわけでありまして、預金優遇策について目下いろいろの方向検討いたしております。ただ、この辺の影響がいろいろのところへ

佐々木直

1974-03-05 第72回国会 衆議院 予算委員会 第29号

佐々木参考人 外国為替管理仕事は、ただいま大蔵大臣からお話がございましたように、大蔵大臣の権限でございまして、日本銀行大蔵大臣から委託を受けまして、許可認可の事務を担当しておるものでございます。  ただいまのお話のございました海外に対する不動産投資、これにつきましては、一般論原則といたしましては、それを自由化する方向に各国とも進んでおりまして、OECDの規約に基づきまして、日本もこの自由化につとめてまいったわけでございます

佐々木直

1974-02-23 第72回国会 衆議院 予算委員会 第21号

佐々木参考人 ただいま私が二倍ないし三倍と申し上げたのは、地方公共団体地方開発公社、すべてを加えました最近の金融機関に対する資金需要のことを申し上げまして、それほど大きな需要が出てきておりまして、地方銀行その他が、それに対する対応をどういうふうにするかということで非常に困っておる、こういう点を申し上げたわけでございます。  それから第二番目の点は、存じております。

佐々木直

1974-02-23 第72回国会 衆議院 予算委員会 第21号

佐々木参考人 ただいま御指摘のございました地方自治体、それから地方開発公社、こういうもののいまの土地の取得の方針といいますか、たてまえ、これはただいまお話しのとおりのことを十分承知いたしております。  先般、私が節度を持ってほしいというふうに申し上げましたのは、去年の秋ぐらいからこういう方面資金需要が急速にふえてまいりまして、大体最近の情勢では、前年同期の二倍、三倍というふうにふえております。全体

佐々木直